2020年4月2日 / 最終更新日時 : 2022年9月28日 mikio 考察してみた the pillowsは「ずっと待ってる」鍵だらけの部屋にこもった少年時代の【キミ】のことを 僕の解釈だと、the pillowsは、【君を待ってる】バンドなんですよね。で、【君】ってのは誰か。それは、まだ会った事は無いけど、どうしても逢いたい人のことです。当人にとっての恋人なのか。或いは、未来の理想の自分なのか。そういうのは、聴く人が都合よく可変させればいいと思います。
2019年11月10日 / 最終更新日時 : 2022年9月28日 mikio 考察してみた ポエムを真っ二つに分断したい【恥ずかしい自己陶酔vs美しい共感】 ポエムだと揶揄する人が、冷めた目線で隔てている境界線とは、何か?これは、そのポエムが誰の為の言葉かって事で、概ね決まります。少なくとも、「は?」って言う人が居るって事は、その時点で、その人の為の言葉にはなっていません。ポエムがキモいのは、自分の為に放った言葉を、わざわざ他人に見せたがるからです。自分展覧会にディスプレイした自己陶酔を、押し売りしてくるからです。「私の自己陶酔、5000円でーす!いかがっすか〜?」「買うかボケ!」これが、ポエムがグロくなる文脈の一脈であり、その理由です。
2019年9月14日 / 最終更新日時 : 2022年9月19日 mikio 考察してみた RADWIMPSと実存の【光】哲学史から読み解く歌詞の意味 生まれてきた場所によって、所属するコミュニティによって、予め決められている常識という名の偏見。日本という文化圏で成立している、ローカルなルール。僕等は、それら普通と呼ばれるような、架空の価値観に囲まれて生活しています。世の中の価値観は全て、捏造されていますね。時に、誰かのマーケティングだったり、プロパガンダだったりします。善と悪の区別。絶対的な価値の顔をしてる愛でさえ、いや、愛だからこそ、それが無い事で、寂しいとか、哀しいとか、苦しいとか思いながら、生きていかなきゃならない。
2019年4月23日 / 最終更新日時 : 2022年9月28日 mikio 考察してみた パクリ?【Arctic Monkeys】より【The Mirraz】の方がカッコイイ理由 随分前から、もやもやしていた話なので、思考の軌跡を仮固定して、此処に一旦、言語化しておきます。 パクリとは、なんなのか? この記事の結論 The Mirrazは数式を引用してるだけ 【パクリ】の銘を打って未来を勝ち取った […]
2019年3月2日 / 最終更新日時 : 2022年9月19日 mikio 考察してみた 美しい一撃を放つ日本のバンド【THE NOVEMBERS】の音楽と哲学 斬れ味が凄まじい、刃物のような音を放つ。そして、【美】のみを追求するバンド、【THE NOVEMBERS】彼等の曲って、憂鬱な気分の時に抗う力をくれるとか、感動して泣いてしまう。みたいな要素って、あんまり無くて。ただただ、その美しさに見惚れていたい。攻撃的なリフの渦の中で、陶酔していたい。放たれた音の振動が喚起する快感情に、身を委ねていたい。僕にとっては、そんな感覚を期待するバンドです。気持ちがいいんです。
2018年5月21日 / 最終更新日時 : 2022年9月19日 mikio 考察してみた RADWIMPSの【週刊少年ジャンプ】の叙述トリックを考察してみた 叙述トリックという手法は、小説特有の手法です。従って、映像で表現するのは難しい表現です。なぜなら、文章に仕掛けを施して、読者にミスリードを仕掛ける方法だからです。どんな手法かと云うと、例えば「俺は今日もバーカウンターに座り、タバコに火を灯した」なんて描写があったとします。一見男だと思いますよね。しかし、実は一人称を「俺」と呼称する女の話だった。みたいな事実を、後から明かしていくようなイメージです。つまり、人の勝手な思い込みを利用した、サプライズです。