とりあえず【Pocket】か【Instapaper】に突っ込んどけ!後読みアプリで情報収集だ
特定の情報をGoogle検索で探している時、セレンディピティ的に意図せずも有益な情報に遭遇する事があります。
セレンディピティー(serendipity)とは
求めずして思わぬ発見をする能力。思いがけないものの発見。運よく発見したもの。偶然の発見。
[補説]英国の作家ホレス=ウォルポール(1717~1797)の造語。
ウォルポール作の寓話The Three Princes of Serendip(1754)の主人公にこのような発見の能力があったことによる。Serendipはセイロン(現スリランカ)の旧称。
出典:デジタル大辞泉
しかしながら、今必要な情報はそれではない。
従って
と云うニーズが発生します。
そこで【後読み】アプリ(ブックマークサービス)の出番です。
PocketかInstapaperか
後で読むアプリの金字塔と言えば、【Evernote】です。
しかしながら、有料にしないと容量制限があって、何かと使い勝手が悪いんですよね。
従って、そこにランニングコストを掛ける気にならないなぁって人は、【Pocket】や【Instapaper】があるんです。
勿論無料です。
僕はもうEvernote使ってません。Pocketを使ってます。
なんでかって改めて考えると、Pocketが丁度いい塩梅だからですね。使っていて、そこまで不満も無い。
最初はEvernoteを使ってたんですよ。
コレは便利だぞと、使いまくっていたら、あっという間に容量が足りなくなってしまいました。
→何か消さないと新しい情報が入らない
→どうしよう
→そこにPocketがあった
と、こんな流れです。
因みに、Instapaperを認知したのは、Pocketの後だったんですよね。
多分、もしそれが逆だったら、今頃Instapaperを使い続けているんじゃないかなと思います。
僕にとっては、それくらいの事でして。
要は、気になったページをスクラップして、情報のプール内で検索出来ればそれでいいのです。
便利なので、この記事を見て「使ってみようかな」と思って貰えたらいいなと。
そんな考えで、今回はそれを比較しながら、整理をしてみた次第です。
PocketとInstapaperの読み上げ機能の違い
PocketもInstapaperも、どちらも読み上げ機能がデフォルトで搭載されています。
視覚を使わずに、聴覚で文章を読めるって事ですね。
以下の記事で紹介した、iPhoneの【スピーチ】機能を知るまでは、結構重視していたところなんです。
参照記事:iPhone(iOS)の【スピーチ】機能を使えば電子書籍すら読み上げ可能
これに関しては、以下のTweetをした頃に、Pocket読み上げの精度が上がりました。
まだ人の肉声のようには頭に入って来ないけど、Pocketのアップデートで、気持ち悪かった読み上げ機能が、割と聞きやすく滑らかになっている!
— mikio (@mikio_96) 2018年10月17日
それまではPocketもInstapaperも、如何にも機械が喋ってます感があって、聞いてて気持ち悪かったんですよ。
その点、Pocketの読み上げ機能は今の所、完璧とは言えませんが、発音の抑揚が人間に近い感じなのです。
以下の記事でも言及しましたが
参照記事:【耳で読む】audio book使うならudemyの方が良いと思った理由
耳の可処分時間を使って、音声でブログを読み上げて貰おうと考えるのであれば、InstapaperよりはPocketですね。
読み上げに限って言えば、一歩先を行ってるからです。
Pocketと楽天Koboとの連携
Pocketと楽天Koboは同期出来ます。
Pocketに保存した情報を楽天Koboでも読めるのです。
参照記事:電子書籍リーダーのKobo Clara HDを使った結果
従って、KoboユーザーはPocketの方が使い勝手が良いです。
Kindleに関しては、端末を所有してないので明言出来ないのですが、どうやらPocketでもInstapaperでも、データ送信は出来るようですよ。
アイコンバッチで未読件数が一目瞭然
Pocketは、アイコンバッジを表示出来ます。
アイコンの右上に表示される、数字の事です。
一瞥するだけで、デジタル積ん読が、如何程か、解る仕様となっています。
僕のはもう、機能してるとは言えませんが。
後読みアプリとブックマークとの3つの違い
そもそも以下の恩恵を享受する必要が無ければ、デフォルトのブックマークとかリーディングリストでいいんですよ。
- クラウドを通すからパソコンでもスマホでも同じ状態で見れる
- 分類出来るから管理し易い(検索性)
- オフラインでも見れる
後読みアプリは良くも悪くも、オフラインでも読めますね。
デメリットは、じわじわと容量を圧迫する点ですかね。
ただ、やはり後読みアプリはポイントとして、情報の管理がし易い所なんです。
つまり、検索性が高い。
記憶のプールが欲しいだけ
PocketもInstapaperも、それぞれで分類方法が違って来ます。
- Pocket→タグ分け
- Instapaper→フォルダ分け
どっちが良いかってのは、好みになるかと思いますが。
基本的に後読みアプリは、幾つかを使い分けるよりかは、一個に絞って使った方が良いと思っています。
例えば
って時はありませんか?
一度読んだもので、感情の動いたものって、案外無意識の内に印象に残ってたりします。
そこにアクセスしたい時、自分だけの記憶のプールを作っておくと、キーワードで特定の情報をサルベージし易いんですよ。
個人的なニーズとしては、キーワードで過去の記憶を引き出せる、情報のプールが欲しいだけなんです。
後読みアプリは、少なくとも【自分が興味関心を持った】と云うフィルターが入ってるので。遡りやすいのです。
Googleからじゃあ、流石に情報が膨大過ぎて、特定しにくいですからね。
Pocketの弱点
PocketはWEBページを取得する精度が低いんですよね。
例えば、クリエイター向けのWEBサービス【note】のページだけは、何故かページが取得されません。
必ず元のページへ飛びます。
その点、Instapaperは(現在使っている限りに於いて)どんなページも取得してます。
それが理由でInstapaperへ乗り換える。と云う人も多いようですね。
従って今の所、Instapaperは【note】専用の後読みアプリとして使う事にしています。
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もしよければ、試しに自分に合った方のアプリを使ってみては如何でしょうか?
以上、後読みアプリ(ブックマークサービス)の紹介でした。