【頭】よりも【体】を先に鍛えるべき理由は人間の設計が【出力重視】だから

2020年2月22日考察してみた

おはようございます。

mikioです。どうも。

映画って見ますか?

僕は、好きです。

映画は人を感動させる事ができます。

これは、映画から受ける事ができる恩恵ですよね。

でも、物事には陰と陽の側面がセットになっているものです。

映画を見ている時、引き換えにして失うものがあります。

それが、身体性です。

そう、映画を見る時、人は、身体を捨てなければならないのです。

この記事の結論

脳内シュミレーションとは身体の省略である

「私、失敗しないので」とか実際は無理な話

ロケット打ち上げ

成功と失敗について、考えてみます。

【失敗】って、別に良いイメージはありませんよね。

誰だって、失敗しなくて済むのであれば、それに越した事はないと、思うものです。

特に、後がない場合。

でも視点を変えれば、失敗ってのは、目的を果たす為には、避けて通れないイベントです。

例えば、つまずいてしまったのだとしたら、それは前に進んだからです。

止まってたら、つまずかないですからね。

【ここに危ない石があった】って事を、自分で認識する為には、必要な出来事と言えます。

じゃあ、その場所から、次にどう動くか。

失敗によって、それを考える機会、情報(インタラクション)を得る事が出来ます。

「そこに石があるよ」って、人に教える事もできる。

そうやって、仮固定した結論から、次にどう動くべきかを予測して動くようにすると。特定のパターンが見えて来ます。

結果、予測の精度も上がります。

出力(行動)の中でのみ得られる経験値なしに【成長】はない

宇宙飛行

人が成長する時って、どんな時でしょう?

  • 本を読んだ時?
  • 学校に行った時?
  • YouTubeで有益な情報を見た時?

それは、失敗した時だけなんですよね。

例えば、初めて望む仕事って、どんどん間違えないと、痛い目に遭わないと、中々記憶には残らないものです。

じゃあ、その失敗は、どんなイベントの中にあるのか?

それは、行動した時です。

少なくとも、やってみたら、何がわからないのかがわかります。

つまり、成長入力ではなく、出力の中にしか無い

「そんなん、当たり前だわ」って思うけど、できてるかって言えば、できてない事の方が多かったりします。

参照記事:言葉(情報)を日常に持って帰るまでが読書です

目的から逆算された行動である限り、失敗した時は、寧ろ喜んでいいくらいの出来事だと言えます。

何故なら、「あぁーこうすればいいのか」みたいな、気付きを得るからです。

それは後々、自分にとって、発展に繋がる部品を得る事でもあります。

勿論、行動しなかったら、失敗する事は無いです。傷つく事も無い。

でも同時に、成長する事も未来永劫、無い

【無】です、何も無いのです。

だからこの際、失敗をいっその事【成功への伏線】だとでも呼んでしまえれば、もっと積極的に失敗できるのかもしれませんね。

本当の失敗は行動しない事

現代の情報って、調べてるだけで人生終わるくらいの、情報量です。

参照記事:砂浜の砂粒を超える【情報量】の世界に生きてる

今だって、次から次へと、新しいコンテンツが生み出されています。

しかも、どれも面白い。

だからこそ、コンテンツに触れるだけで、満足してしまいがちです。

何が言いたいかって言うと、本当の失敗は、【何もしない】って事です

勿論、目的は失敗する事ではありません

ですが、やはり目的に肉薄するには、失敗を繰り返して、学習しながら進むしか無いんじゃないかと思います。

何も考えずに失敗するだけなら、それはただの徒労に終わります。

失敗を【成功に向かう為の伏線】に変換する為には、ゴールを定義する必要があります。

未来へのイメージです。

聞き飽きるくらいに有名なセリフですけど、確か、何処かの凄いおじさんも言ってましたよね。

【失敗は成功の元】って。

但しこれは、当人の定義したゴールありきです。

自分をまず出力する状態に置いてみないと始まらない

宇宙空間の宇宙飛行士

人間が成長する為の基本は

やってみる→失敗する

これを繰り返す事です。所謂、TRY&ERRORです。

大袈裟に書くと

やってみる失敗する別のアプローチでやってみる失敗する→別のアプローチでやってみる→失敗する→別のアプローチでやってみる→失敗する→別のアプローチでやってみる→失敗する→別のアプローチでやってみる→失敗する→別のアプローチでやってみる→失敗する→別のアプローチでやってみる→上手くいく

こんな感じですよね。

これは何をしているのかというと、物事の因果を学んでるって事です。

修正を繰り返す。

かっこよく言えば、PDCAサイクルを回すってヤツです。

PDCAって、別に特別な手法でもなんでもなくて、誰もが当たり前にやってる事を、かっこよく言ってるだけだったりします。

改善。改善。改善。この繰り返しです。

誰だって、改善を繰り返したら、技術の精度と、速度を、上げていくる為の脳内回路が構成されます。

参照記事:華麗なる先輩の【動き】のメカニズム

イラストを描くなんて行為は、まさにそうです。

【描いては消して】を、繰り返しながら、消した線の余韻を残す。

その余韻を手掛かりに、修正した線を描く。

この反復の中に、自分にとって、しっくり来るイメージを探す訳です。

これらは、人間の体が出力重視で設計されているからです。

例えば

  • 笑うから楽しくなる
  • 布団に入るから眠くなる

これらは人間に、あらかじめ組み込まれた性質なんですよね。

人間のデフォルト設計自体が、そうなってるのだから、それに従った方法を取る方が、賢明です。

とにかく、やってみないと始まらないって話です。

頭を使う為にはその前に体を使う必要がある理由

宇宙で作業

人間が、頭の中でシュミレーション出来るのは、それをやった事があるからです。

僕はこの本を読んで、シュミレーションとは、身体の省略である。って事を理解しました。

これはつまり、体を使えないと、シュミレーションの精度は落ちる。とも言えますよね。

例えば、ソロバンを使い熟す人は、暗算をする時に、頭の中のソロバンを使います。

これは、物理的なソロバンを使って来たからこそ出来る、身体の省略です。

体が知ってる事じゃないと、脳内のイメージも育まれない。

【体で考える】って事が、【頭で考える】って事の土台を築くのです。

参照記事:速く考える為には【頭の中で考えない】事が重要となる

その観点から言えば、子供は特に、どんどん体を使って然るべきですよね。

失敗すらもメリットに変える方法は発信者側になる事

月面着陸

情報発信はいいです。

失敗すら、ネタの種になるからです。

情報発信の為と思えば、未知の領域に飛び込む理由すら出来ます。

失敗したら、それはそれで表現の一つとしてカウントされるので、それも自分にとって価値になります。

情報発信に携わると、全部連れて行けるんですよ。自分が思い描いている【その先】に。

勿論、このブログだってそうです。

例え、これから取る選択が、失敗する可能性の高い場合であっても、最終的には「コンテンツに出来るからいいや」って思えます。

だからこそ、「やってみよう」って、思えるのです。

最後に、スタジオポノックによる、第一作目のアニメーション映画【メアリと魔女の花】で言及された言葉を紹介して、終わります。

科学と魔法の発展は、数多の失敗の上に成り立っている

失敗もまた結果なり

出典:メアリと魔女の花/ドクター・デイ

あのおじさんは、結果的にアンチテーゼとしてメアリ達を追い詰めようとするけど、言ってる事はとても理にかなっていて好きです。

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mikio
以上、mikioでした。ありがとうございました。
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