ワイヤレスイヤホンAVIOT【TE-D01g】を辛口レビューする

2020年5月2日考察してみた

AVIOTのTE-D01gの箱

おはようございます。

間違って、ほっぺの内側を噛んじゃって、できた血豆を無意識にレロレロしてしまうmikioです。どうも。

最近、完全ワイヤレスイヤホンを新調しました。

が、改めてAnkerのイヤホンが、如何にデザイン的に、そして音質的に、自分にフィットしていたかを思い知る羽目になります。

今回、買ってみたのはAVIOTTE-D01gです。

冒頭からハッキリ言いますが、AVIOTは、全てが安っぽかったです。

  • 商品が収まっている箱
  • 音量の最大値が小さい
  • 耳に入れた時の違和感
  • 低音が軽い

と、不満しかありません。

Zolo Libertyより価格が上なのに、この程度かよと、ガッカリしました。

メーカーの人には申し訳ないですが、ダメなものはダメです。(あくまで主観です)

慣れれば気にならないのかもしれないけど、最初はそんな印象を持ちました。

でも仮に、AnkerZolo Libertyを最初に使ってなかったら、「こんなもんか」で、終わってたかもしれませんね。

それくらい、Zolo Libertyは優秀だったって事が、浮き彫りになった買い物でした。

今回は、AVIOTTE-D01gの何がダメかっていう論調になっていますので、AVIOTファンの人は見ないでください。ではスタート。

この記事の結論

AVIOTのTE-D01gは音声コンテンツを聞くのに向いてる

ワイヤレスイヤホンは消耗品であるという前提

しばらく、ワイヤレスイヤホンを使ってみて分かったのは、まず前提として、1年〜2年くらいで買い換える消耗品なんだっていう事への認識です。

僕の場合、ワイヤレスイヤホンを使わない日がありません。ヘビーユーザーです。

音楽に、オーディオブックに、YouTube等々、空いた時間があればとにかく耳に突っ込んで、音を流し続けます。

従って、1万円前後(ミドルクラス)の価格帯のイヤホンを買い換えていくのが、現実的だなと判断しました。

そこで、丁度いいポジションに位置していたのが、今回購入したAVIOTだったんですよね。

それと、Anker製のワイヤレスイヤホンしか使った事がなかったので、「他のメーカーの商品を試してみたい」と思ったのも、理由の1つとしてあります。

そういう意味では、この先1年以上、毎日のように付き合っていく相棒としては、AVIOTのTE-D01gは違うなと感じたんですよね。

「違う」と感じた理由は色々あるけど、その中でも1番の理由は、THE NOVEMBERSの曲、Hallelujahが全然グッと来なかったから。ってのが大きいです。

ワイヤレスイヤホンの良し悪しはHallelujahの聴こえ方次第

僕の大好きな、THE NOVEMBERSのHallelujahを聴いたら、「あぁダメだこりゃ」ってのが一発で、わかりました。

音の持つ、重さが足りないんですよね。

以下の記事でも、触れていますが(我ながら意味不明な記事です)

参照記事:低音と濁音に基づく迫力のゴジラポイントについて解説する

低音こそ、迫力の正体な訳です。

その点、Hallelujahイントロの一撃、爆発音の聴こえ方こそが、僕にとってはイヤホンの試金石になっています。

個人的なゴジラポイントが、どう聞こえるかってところが、イヤホンのポテンシャルを測る。

僕は過去に

  • バンドのスタジオで爆音のバンドサウンドを聴き続ける
  • ライブハウスで爆音のバンドサウンドを聴き続ける
  • イヤホンの音量をフルボリュームにしてバンドサウンドを聴き続ける

といった具合に、青春時代は、耳に最悪の環境で育ったので、そこら辺のジジイばりに耳が遠いです。

その上、迫力シンドロームの僕は、気分が乗ってくると、イヤホンのボリュームを最大出力に上げるので、AVIOTのTE-D01gは、その要望にはそぐわない商品でした。

例えば、何か、作業に没頭したい時って、目の前の事だけに焦点を当てる必要があります。

その為には、生活のあれこれを、自分から一旦引き剥がすプロセスを踏まないと、始まりません。

その為には、音楽が必要なんですよね。

目の前の作業に集中する為には、遮断が要るんです。

没入する為の準備を、音楽はアシストしてくれます。

だから必然と、音のボリュームは上がってくるし、Zolo Libertyのサウンドはそれに応えていた商品だと、改めてわかりました。

要するに、高松浩史(敬称略)のベースの音が、かっこよく聴こえれば、僕にとっては優れたイヤホンって事です。

音量の最大値が小さい問題について

最初に聞いた時、音量の最大値が小さいっていう不満があったんですが、PCでペアリングしたら、何故か大きい音が出ました。

で、 Bluetoothの表示が、【TE-D01g_R】【TE-D01g_L】みたいな具合に、RとLの両方出てきます。

【TE-D01g_L】の方でペアリングすると、音量がデカくなって、【TE-D01g_R】の方で接続すると、音量の最大値が小さい。という謎の仕様です。

もし、「音ちっさ」ってなった場合、【TE-D01g_R】の方でペアリングしている可能性があります。

この辺、よくわからないのですが、また何か判明したら追記します。

どっちにしろ、音量が上がっても、Hallelujahを聴いてグッとは来ませんでした。

具体的にTE-D01gが違うなと感じたところ3選

AnkerのZolo LibertyとAVIOT TE-D01gの比較

この記事は、AnkerZolo Libertyに対しての相対的な目線になっています。

何故なら僕は、ワイヤレスイヤホンを沢山持ってるような、イヤホンオタクではありません。

手元にあるワイヤレスイヤホンは、今回AVIOTを合わせて2つ。ベンチマークは、おのずとZolo Libertyになります。

用いる視野が狭いと言われたら、それまでです。その点、ご了承ください。

AVIOT TE-D01gの箱がチープに感じてしまった

で、Zolo Libertyと比較の話をするとですね、商品の箱がチープだったなぁと。

というのも、Zolo Libertyを購入した時の、箱のカッコよさに感動した経緯があるので、その点、AVIOTTE-D01gが、よりチープだと感じてしまいました。

まぁ、商品そのものの使い心地が良ければ、そんな事は別にいいんですけど、使い心地が全然よくなかったので。

そういった、商品を収めている箱一つとっても、顧客に対する気遣いが反映されるのかもなぁと、受け取ってしまった訳です。

音に重さを感じない

商品のリサーチをしてみると、そこまで悪い評判もないし、デザイン的にも優雅な印象だし、思い切って買ってみた訳です。

が、仮に20〜30秒くらい、商品に触れる機会があったら確実に買ってなかったですね。

気になった服の試着をしてみたら、全然イメージと違う。そんな感じだったので。

先述したように、音に迫力がありません。

ネットで高評価のレビューしてた人、なんなんだろう、気が合いませんね。

まぁそこは、好みなので。長所、短所が、自分にハマるイヤホンを探す旅に出るしかありません。

僕の感覚がおかしいんだよ。となれば、それまでですが、少なくとも、僕にはAVIOTのTE-D01gは合わなかったです。

デザインは優れているけど耳に突っ込んでる感が疲れる

僕が、ワイヤレスイヤホンに求める事の1つに、ハタから見て目立たないっていう理想がありました。

従って、黒っぽくて小型のヤツを探していました。

にもかかわらず、ネイビー×ゴールドっていう血迷った選択をしてしまったのは、色の組み合わせに惹かれたからです。

充電ケースのデザインも、コンパクトだし、ポップで好きだなと思ったんです。

表層的なデザインの面で言えばZolo LibertyよりAVIOT TE-D01gの方が好きです。

デザインはいいんですよね。

でも、付け心地と音質の面で言えば、圧倒的にZolo Libertyだったなと。

Zolo Libertyは、耳のくぼみにフィットさせる事で、耳に付けた時のバランスを取っているのですが、AVIOT TE-D01gは耳の穴に突っ込むイメージなので、耳栓っぽい感じです。

つまり、耳の穴に突っ込んでる感が強い。

これは、好みの分かれるところではあります。

慣れの問題もあるのでしょうが、僕の場合は、つけてるだけで疲れる感じがします。

しかも、ワイヤレスイヤホンは長時間使ってる事の方が多いので、疲れるのは困る。

これはもしかしたら、小さいサイズのワイヤレスイヤホンが持つ、宿命なのかもしれません。

AVIOTTE-D01gつけた後に、Zolo Libertyをつけると、耳にねじ込んでる感じが無くて、楽なんですよ。

AVIOTTE-D01gはで固定。Zolo Libertyはで固定。っていうイメージですね。

そうすると、自分にとっては小型である事よりも、如何にフィット感があるかって事の方が、重視される項目なんだなと、今回、改めて理解しました。

どうでもいいけど、Bluetoothでペアリングした時の「接続しました」っていう女性の声が、カワイイです。そこは好きです。どうでもいいけど。

AVIOTのTE-D01gは音声コンテンツを聞くのに向いてる

先述した、Hallelujahの聴こえ方の点で述べたように、AVIOTのTE-D01gは音楽を聴くのには向かないです。

聴いてて、バンドサウンドの荒さが出ないって言うんでしょうか。

立体感がないと言うか、フラットな感じがします。

たぶん、バランスが良い音が好きな人は、TE-D01gは向いていると思われます。

個人的には、全体的に重さが足りないというか、解像度が高いようで、曇ってるというか、聴いてて何故かテンション上がりません。

その点、オーディオブックとか、音声を聞くような用途なら、向いているかもしれません。

バッテリーの持ちも、10時間の連続再生(ケース含めると50時間)に耐えるとの事ですから。

そこは驚異的です。

さて、個人的には今回の件で、「ワイヤレスイヤホンは、Anker製を買っとけばいいのか?」という思考に傾いています。

因みに、Zolo Libertyは現在、生産終了品となっています。

参照記事:【Zolo Liberty】完全ワイヤレスイヤホン初購入レビューと【2つの欠点】意外とインジケーターのランプが便利

それくらい古い商品なので、新しいモデルは少なくとも、Zolo Libertyよりは、音質的にもアップデートされてるんだろうなーといった期待が、自然とかかってしまいます。

例えば、Soundcore Liberty Neo(第2世代)とか。

もうコレ買おうかなと、悩んでいます。

5000円ですからね。コレで、好みの音が聴けるんだったら、すごいなって思います。

参照記事:【第2世代】Soundcore Liberty Neo(ブルーケース)とZolo Libertyの比較レビュー

現時点でのフラグシップモデル、Soundcore Liberty 2 Proも気になるのですが、見た目がごちゃごちゃしてるように見えます。

結局、買って、使ってみない事にはわからないけど、その辺が、なんか嫌だなと。

勿論、色々と、他社製品を試してみればいいんでしょうけどね。

それをしたくないから、悩んでしまうって話です。

今は「コレだ」っていう相棒が1個あれば、それ以上の事は考えたくない。めんどくさい。

んー、こうやって、人は、盲目的にブランド信仰をしていくのかも。そこにも学びが1つ。

いらないものを持っててもしょうがないので、AVIOTのTE-D01gはフリマアプリで売ろうかなぁ。

なんだか、ほぼ、悪口みたいな記事になってしまいましたが、所詮、主観です。

「こんな変な人もいるんだ」くらいの、生温かい目で見てやってくださいませ。

関連記事:Soundcore Liberty 2 Proは低音好きリスナーの最適解!聴いててロックバンドの色気が増すワイヤレスイヤホンだった

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mikio
以上、mikioでした。ありがとうございました。
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