子育て×スマートスピーカーは子供の教育に有効なのか?
おはようございます。
朝起きると、必ずうつ伏せになっててヨダレがだーだーの男。mikioです。どうも。
さて、正直なところ、2019年の年末まで、「スマートスピーカー要る?」って思ってました。
イマイチ、その良さがわからない。
わからないから、気にもならない。
そんな風に思ってた自分が、スマートスピーカーに興味を持つようになった、キッカケがあります。
その理由が、この動画だったりします。
あー、そうかと。
子供にとって、目の前に、しかも常に、声のやり取りで質問できる先生(AI)が居る状況って、面白いかもと。
何故なら、文字が読めなくても、書けなくても、打ち込まなくても、声の入力に対して、声のフィードバックが返ってくるからです。
スマートスピーカーは孟母三遷の教えに従うデバイス
子供は3歳にもなれば、もうそれっぽい会話ができるようになってきます。
ましてや、娘は5歳。まだ文字は読めないけど、会話は普通にできる。タイミング的にはかなり良いなと。
わかんない事があったら、どんどん聞ける。
そういった環境を用意するだけでも、子供が学びを得るスタンスは変わってくるかもと思った訳です。
【 孟母三遷 の教え】っていう、故事的な教訓があるけど、正にそれ。
孟子の母は、はじめ墓場のそばに住んでいたが、孟子が葬式のまねばかりしているので、市場近くに転居した。ところが今度は孟子が商人の駆け引きをまねるので、学校のそばに転居した。すると礼儀作法をまねるようになったので、これこそ教育に最適の場所だとして定住したという故事。
教育には環境が大切であるという教え。また、教育熱心な母親のたとえ。三遷の教え。
出典:デジタル大辞泉
孟母三遷 の教えに関しては、武田邦彦(敬称略)の動画にて、わかりやすく解説されています。
スマートスピーカーってどんな種類があるの?
そうすると、次に気になる点は、じゃあ、スマートスピーカーには、どんな種類があるのか?ってところですよね。
現時点で主要なスマートスピーカーっていうと、ザックリ4種類に分類できます。
- Amazon Echo
- Google Home
- LINE CLOVA WAVE
- Apple HomePod
以上が、スマートスピーカー四天王ってところでしょうか。
それぞれに搭載されているAIは、以下の通りです。
- Amazon Echo → Alexa(アレクサ)
- Google Home → Googleアシスタント
- LINE CLOVA → Clova(クローバー)
- Apple HomePod → Siri(シリ)
なんかもっと、乱立してるのかと思ってましたが、並べてみると、案外少なく感じます。
スマートスピーカーの最適解は人によって異なる
それぞれのライフスタイルによって、個人最適するスマートスピーカーは、異なってきます。
例えば、家族や友人と、LINEでのコミュニケーションを取る頻度が多い人は、手の離せない時に、音声入力でLINEのやりとりができるLINE CLOVA WAVEが適当だろうし。
Amazon Prime使ってるような、Amazonのヘビーユーザーであれば、Amazon Echoが適当って事になってきます。
僕は、子供へのプレゼントとして、スマートスピーカーを選んだ背景があるので、デザイン面重視で、Clova Friendsにしました。
参照記事:5歳の娘が喜びそうなプレゼントはClova Friends BROWN説
調べた感じだと、Amazon Echo vs Google Homeが、スマートスピーカー界のメインストリームのようです。
盤石な選択はAmazon Echoですかね。価格の幅も出揃っています。
スマートスピーカーを最大限に活かすには【家電のIoT化】必須
スマートスピーカーを買った場合、その機能による恩恵を最大化させる為には、【家電をIoT化】させるっていう、必要性に駆られます。
まず前提として、Wi-Fiに繋ぐ必要があります。
この前笑ったのが、知り合いで、家にWi-Fiが無いのに、スマートスピーカー買ったって人がいました。
Wi-Fiが無いと、ただの(音質の悪い)Bluetoothスピーカーですからね。
そこは、要注意です。
蛍光灯も、スマートスピーカー対応のものに、買い換える必要も出てきます。
その点で言うと、面白い商品があります。Switch Botです。
これは、【家電のIoT化】に、一役買ってくれます。
このハブ(SwitchBot Hub Plus)を使えば、スマートスピーカーなんの変哲もない電気のスイッチが、IoT化される。というもの。
家のスイッチ部分にSwitch Botをくっつけると、スマートスピーカー への呼びかけによって、電気のオンオフをやってくれるんですよね。
自分でオンオフした方が早い気もするけど、これ、面白いです。
LINE CLOVAだけ、対応してないっぽいけど、CLOVAは独自のハブがあります。
スマートスピーカー最大のメリットは画面が無いところ
Amazon Echoで、こんな商品出てますけど、スマートスピーカーの良さが消えてしまっています。
iPodに負けた、当時のSONYみたいな事になっている。
「スマートスピーカーに画面つけるんなら、スマホでよくないですか?」と思うんだけど、そこんところ、どうなんでしょうか。
個人的な意見としては、5歳から、手元の画面をガン見してるのってどうなの?ってのが、懸念としてあります。
仮に、至近距離で画面を見続ける事のできる、環境を用意してしまった場合(iPadをプレゼントするとか)。
発達段階にある、子供の視力を奪う事になるんで無いかと。
だからこそ、スマートスピーカー(音声)と、子供との相性は、いいんじゃないかと思うのです。
大人にとっては、デメリットになりうる画面レスも、子供にとっては、メリットしかない。
LINE Clovaに期待する事は子供の発音と論理性の向上
機械は大目に見る余裕や常識を持たない
出典:誰のためのデザイン/p7/ドナルド・A・ノーマン
僕が、Webデザインを始めた時に、辛かったのが、論理性と正確性との対峙です。
僕は、どちらも欠落していました。
論理的に伝える事ができないと、機械は指示を認識しません。
コーディングも然りです。
- 大文字と小文字を間違えるとか
- 打ち込むスペルを間違えるとか
- スペースが入ってしまうとか
そういった、ニアミス1つで、ブラウザは人間側の意図を汲み取ってくれません。
人間だったら、文脈から予測してくれるっていう部分はあるけど、機械は違う。
「照明つけて」って言ったつもりが、微妙な発音のニュアンスで、LINE Clova的には「少年つけて」って言われた事になってるって事はよくあるんですよね。
ズレたリアクションが帰ってくるのは、それはそれで、面白いんですけどね。
娘が「ラピュタの音楽かけて」って言ってみたら、テクニカルなジャズサウンドが流れ出すとかね。結構あるんですよ。
で、これって逆に言えば、機械に対して、正確に言葉を伝える為の訓練になり得るって事です。
特に、島国である日本人は、コンセンサス社会に身を置いています。
単一民族の、単一言語で生きているからです。
それ故に、空気を読む事が重視されがちです。
逆に言えば、論理的に伝えなくても、なんとなく伝わってしまうって事です。
その点、幼い頃から、いっさい空気を読まない機械相手に、伝わるように言葉を扱うって事に慣れていたとしたら。
僕のように、「論理って何!?」って事に、悩まされる事も少なくなるかなと。
実際スマートスピーカーが生活に入ってきてみた結果はどう?
子供にLINE Clovaをプレゼントしてみて、1ヶ月くらいが経ちました。
「ねぇクローバ!おならの音やってー!」
「本当にやるんですか?…ぶー!」
「キャハハハ!」って感じです。
んー。あとは、子供次第ですね。
最近気になっているのが、スマイルゼミという教材タブレット。
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