スマホ入力が苦手な人はiPhoneの【音声入力】×【ユーザ辞書】を使って省力化してみては?
知っているのと、知らないのとでは、その後の生活が大きく変わってくる情報ってのがあります。
例えば、この記事に於ける、【スマホの入力方法について】が、正にそうですね。
何が変わるのか?
それは、知る前と知った後での、掛かる労力や時間です。
だから、知ってる人はいいんです。ただ、知らない人は、知っておいてほしい。
【音声入力】と【ユーザー辞書】という選択肢の事。
音声入力+フリック入力・ユーザー辞書を複合的に使いこなすと、スマホ入力が爆速化する。
今回は、スマホの入力を、省力化して高速化する為の、2つの方法をご紹介します。
インプット量ばっかりが増えていく時代にこそ【メモ】が必要
膨大な情報にアクセスして、拾っていける時代だからこそ、自分自身が情報に触れた直後に
- どう感じたのか
- どう思ったのか
- どう考えたのか
これを何処かに刻んでおくってのは、1番やっとくべき事なんですよね。
じゃないと、次々と流れ込んでくる情報に、一瞬で掻き消されます。
いや、これは別に時代に関係なく、必要な事ですね。
何故なら、その時の自分にしか、言えない事ってのがあるんですよ。
状況も、状態も移ろうからです。
【今】しか無いんですよね。
初めて触れる情報は、【これで最後】だと。もう2度と無いと思って、掴みに行く。
何度も反復して馴染ませる情報は、【これが最初】だと。初めて触れると思って、掴みに行く。
それくらいの意識が、インプット時間の密度を上げてくれるんでないかと、ふと思った。
— mikio@漫画家のなり損ない (@mikio_96) 2019年4月5日
感じるって、一過性のものなんですよ。最初で最後なんですよ。
2度と感じられないんですよ。
永遠なんて無いんですよ。移ろうんですよ。
だから、蔑ろにできない。
メモりましょう。
スマホで文字入力のスピードを爆速に上げる方法は【音声入力】
音声入力の性能、特に速度。
これについては、もっと早い段階から認識しておくべきだったと感じます。
そもそも僕は、音声入力については、あまり良い印象を抱いていなかったんですよ。
友人が、音声入力を使っていたのを見た時に、まともに機能していなかったからです。
そこで僕は、間違った先入観を抱いてしまいました。
「あぁそんなものか、実用的じゃないなぁ」
と、そこで音声入力を見くびったのです。
でもそう感じた乗って、もう7、8年前の話。
それから僕の認識では情報が古いまま、更新されずに止まってた訳です。
しかも致命的な点は、その友人がめちゃめちゃ滑舌が悪かったと言う点です。
その人は特に、【さ】行が上手く言えないので、【さしすせそ】が、例えば、【しゃ】【しゅ】【しょ】みたいになります。
そりゃあ。上手く変換されないわなーと、今になったら思うんですけどね。
当然、当時の技術と今の技術では当然、音声入力の機能が刷新されています。
何気なく使ってみたら、びっくりしました。
意外と、文脈を読み取る精度が高いんですよ。
あぁ、こりゃあイケるぞと。
音声入力の具体的な方法は、文字入力の画面の下の方にあります。
マイクのアイコンがあるので、そこをタップするだけです。
止まれない時こそ【音声入力】は最適
日常の中で、問いへの緊張を緩めない状態でいるとします。
所謂、考え事をしている状態です。
すると、ある瞬間。
正しいかどうかは別として、ふと、その問いに対する解答が浮かんできます。
それらは、すぐに言語化しないと、忘れてしまいますね。
何故なら、考えてるスピードってめちゃめちゃ速いからです。
どんどん次へと進んでいくので、「コレだけは掴まえとかないと…!」「メモらないと…!」と意識しながら、思考に身を委ねる。
そんな状態なので、出力にもスピードが求められますよね。
目印となる言葉を、何処かに刻んでおく必要があります。
しかも、閃きと云うものは、不思議と考え事とは関係のない事、何かをしている最中にこそ、浮かんでくるものです。
例えば
- 移動中
- 買い物中
- 家事の最中
等々。
手が使えない。
手を使いたくない状況な訳です。
この時、スマホへの入力方法として、最も親和性が高いのは【音声入力】です。
漢字がとか、誤字がとか、変換系の誤差は勿論あります。
しかしこの場合、それよりも目印を残しておく事の方が優先順位は高い筈です。
連想する単語の羅列とかでもいいんですよ。
思い出せればいいので。
よく使う【記号入力】の一覧
で、音声入力を使った事が無い場合
「ん?記号ってどうやって入力するの?」って思いますよね。
ちゃんと、入力する為の言葉があるんですよ。
以下に、汎用性の高い記号をまとめました。
記号 | 呼び名 |
---|---|
、 | てん |
。 | まる |
( | かっこ |
) | かっことじ |
「 | かぎかっこ |
」 | かぎかっことじ |
! | かんたんふ |
? | はてな |
... | てんてんてん |
+ | たす |
– | ひく |
x | かける |
÷ | わる |
※ | こめじるし |
→ | やじるし |
← | ひだりむきやじるし |
↑ | うわむきやじるし |
↓ | したむきやじるし |
基本は【フリック入力】を使って言語化する
以下の記事でも述べましたが、指での入力は、フリックが優勢です。
参照記事:【トグル】vs【フリック】素早いスマホ入力方法はどっちか?
理由としては
- トグル入力と違って、ワンタッチで五十音にアクセス出来る
- トグルに比べると指が疲れない
でもこれ
↓
音声入力はもっと疲れないんですよね。
何故なら、指すら使わないから。
しかも技術不要、練習不要です。言うだけなんで。
音声入力の欠点
但し、【音声入力】にも2つ、欠点があります。
場所を選ぶ
音声入力の最大の欠点は、【場所を選ぶ】点なんです。
これ、別に気にしない人であれば、欠点にもならないのですが。
思考を声に出すので、何をメモってるのかが、周囲にダダ漏れになります。
極端な話、スタバで作業してる時に、【おっぱい】と云う単語をメモっておきたい状況がったとして、横に座ってる美女を尻目に「おっぱい」とか言えますか?
僕は言えません。
まぁ、おっぱいという単語を刻んでおかなければならないメモって、どんなメモだよって話ですけどね。
映画【her】の世界みたいに【音声入力】が一般化すれば、気にならなくなるのかな。
以上の点から、基本はフリックを使いながら、状況によって【音声入力】を使い分ければいいと考えています。
どうしても【おっぱい】という単語をメモりたいなら、フリック入力にしてください。
小声とはいえ、何を入力しているのかが周囲にだだ漏れになるけど、それさえ気にしなければ入力スピードは圧倒的に早いです。
オンライン状態でないと使えない
「あれ?マイクのアイコンが消えてる」って思ったら、大体オフラインになってます。
所謂、機内モードとかになってると使えません。
オンラインになっていれば使えるので、そこまでデメリットとして感じる事も無いかな?
フリック入力の援護としての【ユーザー辞書】
フリックは確かに速い。
それでも、手こずってしまう文字入力ってのがあるものです。
例えば、何かの登録画面の時。
自分のメールアドレスとか、いちいち入力するのって面倒臭くないですか?
これ、誰もが身に覚えがあると思います。
あの長ったらしい【半角英数字入力】を、一文字で呼び出せるようにすれば、時間も労力も省力できますよね。
それが出来るようにするのが【ユーザー辞書】の機能です。
設定の手順は簡単です。iPhoneの
- 【設定】をタップ
- 【一般】をタップ
- 【キーボード】をタップ
- 【ユーザ辞書】をタップ
- 自分がよく使う単語とそれを呼び出す文字を登録
以上で終わりです。
【ユーザー辞書】でオリジナルの単語帳を作る
頻繁に使う単語は、ユーザー辞書に登録してしまえば、文字一つ入力するだけで予測変換に挙がってくるので、どんなに長い文章も、一発で召喚できます。
此処でのポイントは、ユーザ辞書を使う場合、自分が普段よく使う言い回しとか、使いがちな言葉達に対して、自覚的になる必要があります。
無自覚によく使う単語ってあると思うんですよ。
それを自覚的に把握していくと良いですよ。
なので、文字入力時にユーザ辞書の存在を念頭に置きながら、自分だけのオリジナル入力を育てていきましょう。
先ずは【音声入力】と【ユーザ辞書】を使い慣れてみよう
【音声入力】で入力速度を上げて、【ユーザ辞書】で文字のブロックを汎用する。
以上の機能を使ってみる事で、怒涛のアウトプットをするような人から、LINEで会話を楽しむ程度の人まで、入力速度が爆速化する事、間違いなし。です。