水色の鳥と今更さえずってみる【Twitter試用の理由】
140文字以内の、短文の投稿を共有するWEBサービスが開始されて以来、10年以上が経った今。
改めて言うと今更。
Twitterを始めてみようかな。等と検討していたんですよ。
僕、未だにTwitterを使った事ないんですよね。だから、やり方が解らないんですけど、流石に知っておきたいなー。と云う思いもあって。
例えば、2014年6月10日の時点での僕は、こう考えていました。
ツイッターに対する関わり方が解らなくて
とりわけ興味も無いし
情報過多になるだけだし
拡散させるようなプロモーションする程の活動もしてないしで
必要性を感じない
この頃はまだ、ネットが自分にとっては害悪だと判断して、遮断していた時期なんですよね。
如何にして、自分の内側に焦点を当てるかの方が重要だったので。
内圧に対する内省が、この頃の命題でした。(今もそれはベースにあります)
しかし、WEBのフロントエンドに興味を持つようになってからは、ハッシュタグって何?リツイートって何?どう使うの?とか言ってられないなーと思ったんです。(未だに解らないですけど)
別に、使ってみてやっぱり不毛だなと思うなら、辞めればいい訳で、試しもしないで必要無いと言うのも、それは違うなと。
ただ最近まで、具体的にどう使うと自分の生活への恩恵となるのか。建設的なイメージが出来なくて、踏み切る動機にまで至らなかったんですよね。
ところが、このブログを運営するようになってから、或る悩みと仮説が芽生えました。
それによって、Twitterの用途が自分の中で見えてきたのです。
記事の生成が遅い
記事をアップロードしてから、次にアップロードするまでの間が空きすぎる。
つまり、ブログ更新のペースが遅い事が現在の悩みです。
体系化したい疑問や記憶は幾つもあるんですけど、それを纏めるのにはそれなりの時間を要するので、停滞するんですよね。
結果、記事の鮮度を落とし、旬を過ぎて腐る記事が相次ぐ。
この循環を、もっと高圧で高速に掻き混ぜる方法は無いものかと。
そこでTwitterの存在が浮かび上がります。
色んな興味関心って、「なんか好き」とか、「なんか嫌い」って所を手掛かりにして掘り下げていけると考えています。
つまり、自分が反応したものを、ダイレクトに残しておける媒体があれば、切っ掛けの収集が出来ると。それが自分にとってのTwitterの役割になると。
メモでも良いんですけど、発信すると云う事に、伴う意識や面白さがある筈なので、SNSに絡めてみる事に意味がある。
感情は保存出来ない
人間の脳って、清濁が数秒毎に蠕動していて、無秩序です。
この支離滅裂を、支離滅裂のまま出力して切り取れるのなら、マインドマップみたいに、思考の外部化を促進出来るんでないかと考えました。
直ぐに消える感情を拾えるのであれば、自分にとって有用性を見出せる。
このようにして、ツイッターを始める動機が形成され始めたのです。
例えば、Twitterは文脈0で、ザクザクと恣意的で断片的な言葉を完結させられる。ここに魅力があるのかと考えます。
これってつまり、出力に対する心理的なハードルが低いと云う事です。手軽に量産出来る。
この低ハードル出力装置を上手く使えば、ブログのライティングスピードをもっと上げられるんじゃないかと思ったのです。
つまり、先ずは小さいアウトプットを重ねてから、それをブログとしてカタマリに纏める方が、出力のスピードが上がるかも知れない。そんな仮説です。短文をモジュール化するって事ですよね。
後は、散文だとしても積み重なっていけば、言葉自体を残しているのは自分なので、それぞれをリンクさせてみたら自然と筋は通るんでないかと。自分印の記事に纏まってゆくんでないかと。想定している次第です。
しかも、トライ&エラーのログにもなるので、自分がいつ、どんなエラーに躓いたのかが辿れます。
従って、恣意的に残した短文によって、自分史が可視化されるって事です。
現在の自分のレベルと、過去の自分のレベルとの距離感が可視化される為、自分の成長に対して自覚的になれる筈です。
そんな使い方を想定していたら、Twitterを使う理由が芽生えて来ました。
まとめ
Twitterに対する、ネガティブなイメージとしてあるのは、日々の出来事を垂れ流すだけなら、それはただ、ゴミを量産してるだけで、他人にとっては、邪魔で無駄な時間になりうるなーと思うんですよね。手軽さ故の弊害です。
そこは、何らかの自分ルールを設けておく必要はあると思います。
但し、何気無い会話の中で得る等身大の情報のように、フォーマルな場所では知りえない、フランク故の有益な情報ってのがTwitter上にはあると思うので、情報収集の面でも、そこは上手く使えればなーと目論んでいます。
以下作ってみたアカウントです。
(フォローって書いてありますが、リンクを踏んだからって、強制的にフォローにはならないので、興味があれば、見るだけ見てやって下さい)
推敲しながら、メタ認知でこの記事を見ていて感じたんですが、Twitter始めるだけで、こんな面倒臭い事を考えている自分って、面倒臭いなと思いました。