【ルンバ960と共存する生活】憂鬱な床掃除は子供が保育園行ってる間に頼んどく
はい。買ってしまいました。ルンバさんです。
今回僕が購入した機種は、ルンバ960。
ルンバには、以下のようなシリーズがあって
- iシリーズ
- 900シリーズ
- e5
- 800シリーズ
- 600シリーズ
5つの機種に分けられます。
2019年8月の時点で最上位機種は、ルンバ 【iシリーズ】ですね。
型落ちのルンバ960で十分な理由
何故僕が900シリーズにしたかっていうと、2月に型落ちしたばっかりだからです。
その為、以前に比べて2万円安くなってます。
で、ルンバを買うんなら、【iAdapt2.0】(ビジュアルローカリゼーション)以上のタイプを買った方がいいです。
900シリーズ以上の上位機種が、それに該当します。
【iAdapt2.0】ってのは、カメラがついてて、部屋の構造と、自分の位置を把握して動いてくれるんですよね。
それ以下のシリーズだと、【iAdapt】(高速応答プロセス)のタイプです。
要はランダム走行なので、900以上の上位機種に比べると、「無駄な動きが増えまっせ」って話。
勿論、「金??持ってるぜ!!」っていう人は、最上位機種の【i7+】買ってください。
クリーンベース(自動でゴミを収集する付属品)ついてるし、水洗いできるし、吸引力10倍(600シリーズが1倍の計算)ですから。
しかも【iAdapt3.0】で、部屋を指定して掃除できるっていう代物です。
とは言え、とは言えですよ、上記の機能は有れば便利だけど、無いなら無いで困るものでもないんですよね。960の吸引力も5倍ですからね。
その辺考えると、「960かなー」っていう結論に至りました。
開封してみると、付属品はこんな感じ。
さぁ果たして、これで我が家庭に、なんらかの余裕はもたらされるのか?
そもそもルンバって本当に必要?
掃除しない限り、日に日に増えていく床の食べこぼし。
- ビスケットの破片
- ガビガビになった米
子供に悪気は無い。たまにあるけど、基本的には無い。
それでもグチャグチャになった床が、毎日のように目の前に立ちはだかる苛立ちや、脱力。そして憂鬱。
個人的には、ルンバを買いたいっていうよりは、時間を買いたかったんですよ。
食洗機を購入した動機もそうなんですけど、コレってある意味、皿洗いのバイトと、床掃除のバイトを、家で雇うようなもんなんですよ。
そう考えると、別に高い買い物ではないなと。
いや、それなりに高額ではありますよ。
それでもリターンの方がデカくないか?と。
ルンバは時間を買う道具の1つ
だって、少なく見積もっても、1年間働いてもらうとして、皿洗いのバイト代、日給165円ですよ!時給じゃないですからね!
60000円÷365日=165円
床掃除に関しても、バイト代は、日給192円です。
70000円÷365日=192円
それで365日、24時間いつでも働いてもらえるって、凄くないですか?
1日の内の数時間を200円で買えるなら、安い買い物ですよ。
しかも1年を超えたら、最早、無料で皿を洗ったり、床を掃除したりで働き続けてくれるようなもんですから。
長く使えば使う程、リターンしか無い。
だからもう、変な所で頑張らないで、助けてもらいましょうよ。
アルバイト雇って、自分が本来注ぐべき家庭の役割に、時間を注ぎましょうよって話。
子供とのゆっくりした時間を増やしたいお母さんも、仕事で疲れ果てて帰宅したお父さんも、ルンバが作ってくれる隙間の時間は、精神と時間の豊かさに一役買ってくれます。
従って、一家に一台ルンバは必要。ってのが僕の結論。
ルンバのデメリット
そこそこうるさい
まぁ掃除機なんで、それなりの音は出ます。
テレビの音量を10くらい上げないと、ハッキリ聞こえないイメージ。
流石に「夜中の子供達が寝てる間に…」っていう使い方は、現実的でないように思います。
畳の部屋は微妙
何回か畳の部屋でも使ってみたんですが、い草って言うんですかね、妙にダストボックスに吸い込まれてるんですよね。
これってもしや削ってるんじゃないか?っていう懸念が生まれたので、畳の部屋は一応控えてます。
充電器の位置がズレると遭難する
ルンバで感動した事の1つが、勝手に自分の定位置に帰るところです。
ただ、「やっぱりこの辺にしよう」って充電器の位置を動かすと、帰る場所がわかんなくなるみたいで、途方に暮れてました。
足の裏に張り付く微細なゴミからの解放
ルンバ使うようになってから、より感じるんですけど、なんだかんだで、毎日、塵系のゴミって落ちるんですよね。
例えば、クッキーとか、じゃがりこみたいな、パリパリポリポリ系の食べ物なんて、子供は絶対こぼしますよね。
特に2歳の息子は、加減なんて知らないですから、ボロボロ食べこぼしをバラ撒きながら、そこら中を歩き回る訳です。
「座ってたべろや!」って言ったところで、右から左です。
そう、息子と言えば、最近チラシをハサミで切り刻むっていう遊びにハマっています。無心で切れ目を入れて、紙をザックザクにしています。
で、やっぱり、切り刻まれた細かい紙が、床に散り散りになってますよね。
ちょっと工作ちっくな事やっただけでも、それに伴う細かいゴミが散る。
娘だって負けちゃいない。誕生日に買ってもらったアクアビーズをやった後は、大抵2、3粒くらいのビーズが落ちてるもんです。
それこそ毎日がシーシュポスってます。
参照記事:子育て中の散らかった部屋は毎回【シーシュポスの岩】と化す
ルンバを部屋に解き放つ上での注意点
当然だけど、「足の踏み場が無い」みたいな床の状況では、ルンバの機能は期待できません。
何故なら、ルンバの機体から、手が「ニョキッ」って生えてきて、物を適宜どかしながら掃除してくれる訳ではないからです。
【床の物を綺麗に掻き分けて、物を避けながらスイスイ掃除する】みたいな動きをしてくれたら嬉しいけど、現段階のルンバでは、そこまでスマートな挙動はしません。
前半分のフロント部分がスイッチみたいになってて、ぶつかると反応するような仕組みになっています。
障害物に健気にぶつかってみては、方向を変えるってのを繰り返して移動します。
うっかり、くつ下とか、ビニール袋みたいなものが床に落ちたままだと、無理矢理「ボボボボボ!」って吸い込んた挙句、「エラー…エラー…」とか言いながら、途方に暮れています。
特に、巾着袋のヒモみたいな、細くてヒョロヒョロしてるものが床に面していると、3本のエッジブラシが巻き込んで、限界までクルックルに捻りまくります。(以下の画像だと左上の白いブラシ)
結局、「エラー…エラー…」とか言いながら、途方に暮れています。中尾彰もびっくりです。
従って、物が多い家では、あんまり活躍できないかもしれません。
ルンバが可愛いと感じる心理
ソファーの下、テレビ台の下、等々、普段容易く手が届かないような場所に、果敢に挑んでいく姿には最初、ハラハラしたけど、見慣れてくると頼もしい。
初めて動かした日は、取り敢えず、どんな動きをするのか暫く見張っていたんですが、まぁなんとなく「可愛い」と感じてしまう自分がいましたね。
心理学者の植木理恵(敬称略)が
便利さの中に不便さがあると、人は可愛いと思いやすい。
人が補ってあげなきゃいけないから、可愛い。
って言ってたけど、まさにそれ。
しかも、エッジブラシがくるくる回ってる感じが、水中を漂う小動物のように見える。なんだろう、クリオネみたいな。
ルンバのアプリで掃除の時間指定ができる
ルンバ専用のアプリってのがあります。
このアプリを使って、時間指定ができるんですが、ウチは床に物が落ちていない状態ってのは皆無です。
片付けても片付けても、息子のエントロピー増大のエネルギーの方が上回ります。
従って、下手に時間指定しておくと、意図しないところで何かを巻き込んで、面倒な事になりそうなので、一旦部屋に落ちてるオモチャとか、脱ぎ散らかされた子供の服とかを片付けてから起動してます。
今のところの最適解は、外出する時に部屋の扉を閉めて、「よろしく」って感じに解き放ってます。
子供が居る時に起動させると、面白がって踏み潰される恐れがあるので。
ブラーバ購入っていう選択肢もあり
ルンバ960は水に強くはない為、子供がベチャベチャした食べこぼし直後の使用は、あまり推奨しない。
その場合、どちらかと言えば、ブラーバの方がいいかもしれない。
ゴミを吸い込みはしないけど、床を拭いてくれるタイプのロボッツなので、ルンバよりも静音です。
ルンバとの連携もできるので、徹底的にフローリングをピカピカにしたいなら、両方買ってもいいですね。