仮面ライダーゼロワン映画ファーストジェネレーションにオーソライズして来た(ネタバレ感想あり)
おはようございます。
見た目は大人、頭脳は子供の変態野郎、mikioです。どうも。
仮面ライダー滅の、プログライズキーの音が好きです。
思わず、ダウナーな感じで「ポォイズンン…」って言ってしまいます。
今回は、映画館で仮面ライダーゼロワン【令和 ザ・ファースト・ ジェネレーション】を見てきたので、その感想を。
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もしかしたら、映画館で仮面ライダーを見るのは、子供の頃に見た仮面ライダーZO以来かもしれない。
全然ネタバレ要素あるので、「これから仮面ライダー映画、見る予定あるんだけど」って方は、見ないでください。はい、では、スタート。
爆音で聞く【A jump to the sky turns to a rider kick.】の快
東京ドームシティの仮面ライダーショーでも感じた事なんですが、デカい音で変身サウンド聴くのが、快です。
参照記事:【仮面ライダーショー】は必見!夏休みの東京ドームシティで幼児と楽しむ方法2019
子供達は、「怖かった!音が!」って言ってました。
でも、迫力シンドロームな僕からすれば、デカい音で、デカいスクリーンで、仮面ライダーゼロワンの変身サウンドを聞けるのは、父親冥利に尽きると思いましたね。
子供居なかったら、絶対ここには居ないから。
映画館が良いのは、耳だけじゃなくて、体で聞くからですよね。
これはライブハウスの、バンドサウンドにも言える事です。
つまり、爆音は人の心を動かす。
やっぱりね、イヤホンじゃダメなんですよ。
耳に直接送り込む音は、確かによく聞こえるけど、空間を反響する音じゃないと、グッとこない。
その場で、爆音で聴いているからこそ、迫力と静寂のコントラストにエッジが掛かる。
耳馴染んだ「A jump to the sky turns to a rider kick!」が、全く違った聞こえ方になる。
令和 ザ・ファースト・ ジェネレーションの粗筋
【令和 ザ・ファースト・ ジェネレーション】は、ジオウとゼロワンの、クロスオーバー作品です。
仮面ライダージオウの、歴史を横断するタイムリープな世界観を活かした内容になってましたね。
朝起きたら、主人公の飛電或人だけが、普段とは別のパラレルワールドに移動していたんだけども。(なんで主人公だけが時空を超えたのかは、よくわからない)
それは、生駒里奈(敬称略)演じる、タイムジャッカーの干渉によって、歴史が書き換えられてしまった為に派生したのが原因。(なんでその役が生駒里奈なのかは、よくわからない)
従って、舞台は、ヒューマギアに地上を支配された人類。っていう退廃的な世界観。
「アークの意思のままに」っていうスローガンは、テレビシリーズのまま。
ヒューマギアの全体主義に、レジスタンスが抗うっていうストーリーになっています。
今となっては、【SFあるある】な設定ですが、やっぱり受け手の感情移入と、主人公側の戦力がマイノリティな状況ってのは、相性がいい。
正直、ジオウのテレビシリーズは、最後の方の3話くらいしか見てないんですよ。
だから、ジオウ側の厳密な設定はよくわからないんですけど、ほぼゼロワンメインの構成になってるので、その辺がわかんなくても、わかりました。
飛電或人(ゼロワン)がお笑い芸人を目指していた理由
映画のオープニングは、子供の頃の或人と、物心つく前に、死んだ父の代わりとして作られたヒューマギア、飛電其雄との回想シーンから入ります。
ここで、【仮面ライダー×お笑い芸人】っていう、妙な設定の伏線が、軽く回収されましたね。
ロボットの父を笑わせたいっていう、幼少期の或人の原風景が見える事で、ゼロワンのテーマに通ってる一本の筋が見える。
鉄腕アトムの頃から、ずっと通底するテーマ、ロボットに心は宿るのか?っていう命題ですよね。
もっと遡ると、17世紀の哲学者、デカルトも似たような事を考えています。
で、登場人物の過去を通す事で、見てる側にとってのキャラクターイメージ。
キャラクターが抱いている信念への認識が、強化される訳です。
これは、ONE PIECEがよくやってるヤツですね。
幼少期のエピソードってのは、キャラクターの人物像と歴史を、化石みたいに喋らすギミックになる。
ゼロワン映画を見て気になったところ
劇中、息子を膝に乗せて鑑賞していました。
息子は最近、髪切ったんですけど、そのせいでつむじの寝癖が妙にホワホワしてて、それが僕の顔をホワホワしてくるもんだから、顔面が痒かった。
でも、その痒さを忘れるくらい、アラサーの大人が仮面ライダー映画に没頭してしまった訳です。
で、色々と良かったところと、よくわからなかったところがありました。
最後にジオウとゼロワンが戦ったのがよくわからない
ラストシーンで、或人の記憶を消すとか言い出したソウゴ(ジオウ)が、或人(ゼロワン)にケンカを売るんだけど、何であそこで、どつき合う必要があるのか、よくわからなかったです。
相手を倒すと、記憶を消せる設定なんでしょうか?
予告で、ジオウとゼロワンがクロスカウンター。みたいなシーンがあったけど、予告で使う為に作られたシーンなんじゃないのかとすら、思いました。
デカいスクリーンに映し出されるデカいおっぱいを検出しました
さて、余談ですが、そのデカいスクリーンに僅か1秒くらいだったと思う、デカいおっぱい(谷間)が映し出されたのを、見逃す事はできなかった。
セリフも無いような、脇役レジスタンスの1人の女戦士だったんですが、一体誰なんだろう?と調べてみたら、鈴木ふみ奈(敬称略)というグラビアアイドルだったようです。
監督の遊び心なのか、サービス精神なのかよくわからないけど、めちゃめちゃ違和感が残った1秒でした。
【#仮面ライダー令和ザファーストジェネレーション】
ヒューマギアに支配された世界で戦う超個性的なレジスタンスたちが登場!改変された世界で諌と唯阿と共に人間を守り、ヒューマギアたちに立ち向かう勇姿を焼き付けろ!#笠原竜司 #ハッピー遠藤 #竹中隼人 #潮見勇輝 pic.twitter.com/DoCWR0GrZz
— 仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション (@toeiHERO_movie) November 23, 2019
一応言っときますが、子供は絶対スルーする筈の瞬間なので、安心して見に行ってほしい。
仮面ライダー001のデザインがゴツくてカッコいい
以前、ジオウのデザインについて考察しましたけど
参照記事:仮面ライダージオウとゼロワンは子供の時間さえもデザインしている
やっぱり2人が横に並ぶと、どうしてもゼロワンのイケメン度合いが際立ってしまいますね。
今回の、ダークサイドのベルトを使って変身する、001のデザインも、デザインの基調となってる黒が、より多くなってて、目付きも悪くてカッコいいです。
不破と刃の位置関係がドライで好き
映画最後のエンドクレジットで、不破と刃が会話をしてるシーンがあるんだけど、丸テーブルに一緒に座らずに、それぞれ別のテーブルでコーヒー飲んで、背中越しに話をしてるんですよ。
馴れ合いはしないけど、信頼関係が無いわけじゃない。みたいな、2人の関係が、テーブルの座る位置で際立ってて、そこがよかったですね。
アクションシーンの比重が大きいから子供も飽きない
子供にとっては、ストーリーや世界観に、説得力を持たせる為の論理展開とか、どうでもいいんですよ。
映像の中に宿る、緊張感に意識を持っていかれる訳で、それ以外は重要じゃない。
ゴジラvsメカゴジラは、ゴジラとメカゴジラが衝突するのがメインであって、大人がごちゃごちゃ会話してるのとか、どうでもいい。
戦ってくれよって感じなんですよね。
巨大なエネルギー同士が、ぶつかるのが面白いわけです。
その点、【令和 ザ・ファースト・ ジェネレーション】は、アクションシーンが多い。
冒頭から、ピンチになった或人に「乗れ!」とか言って、ジープを運転しながら銃をぶっ放しまくる刃姉さん、カッコよすぎる。
後、テレビシリーズを見ている時から感じていたんですが、ゼロワンは、変身エフェクトがカッコいいですね。
劇中では、カメラワークがぐるぐるしたり、マトリックスのバレットタイムみたいな動きをしていました。
それと、俳優のアクションシーンを比重を大きくしたかったのか、変身するまで、結構引っ張ってましたね。
その分、変身する時の越境感に、レバレッジがかる感じ。
参照記事:【変身!】それは子供が押す非日常へのスイッチである
そんな感じで、3歳の息子も、なんとか最後まで見通せました。
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